スペシャルインタビュー

ライフスタイルをそのままに移住ができる、多世代に住みよい三島広小路エリアの魅力

「本当に住みやすい街大賞2021 in 静岡」にて第1位に選ばれた三島広小路エリアは、新幹線の停車駅である「三島」駅から1駅の場所にあります。同駅には徒歩で行けることもあり、新幹線でつながる都心をより近くに感じることができます。エリア内には江戸期に創業した老舗うなぎ店をはじめ、地域に根ざした飲食店も多く、またスーパーマーケットも近くにあるので日々の買い物に困ることはありません。今回はそんな街の魅力について、「三島市 企画戦略部 政策企画課」を訪ね、その魅力についてお話を伺ってきました。

三島市 企画戦略部 政策企画課 白坂 優樹さん(右)と佐野 天音さん(左)
三島市 企画戦略部 政策企画課 白坂 優樹さん(右)と佐野 天音さん(左)

移住先として注目される三島市

――まずは、三島市の概要から聞かせてください。

企画戦略部 政策企画課(以下、政策企画課): 三島市は、静岡県東部に位置する人口約10万人の市です。かつては伊豆国の国府が置かれたこともあって、「三嶋大社」をはじめさまざまなところで歴史を感じることができます。近年は「三島」駅が新幹線の停車駅であることから、東京圏からの移住先として注目されており、”転職なき移住”を実践できる場所として移住者が増えています。

「三嶋大社」
「三嶋大社」

――現在三島市で取り組まれている子育て支援策や、その特徴についてご紹介ください。

政策企画課: 三島市独自の取り組みはいくつもあり、例えばその中のひとつ「みしまっ子すくすく祝金の支給」では、祝金として第一子の出産時に1万円、第二子で5万円、第三子以降は15万円を支給しています。

他には、子育てについての悩みや保護者の相談に応じて、それぞれのニーズに合った保育サービスについての情報提供・助言をする「子育てコンシェルジュの配置」、授乳やおむつ替えのできる設備を整備した地域の民間事業所等を「あかちゃんのへや」として登録し、安心して外出してもらうための「街中で子育て応援事業」、そして「子どもは地域の宝事業」では、出生や転入で地域に移ってきた子どもを対象に、町内会によるお祝い会を開催し、地域とそこで暮らしている住民とのつながりをつくるお手伝いをしています。

住民のニーズに合った子育て支援策に取り組む三島市
住民のニーズに合った子育て支援策に取り組む三島市

――「本当に住みやすい街大賞2021 in 静岡」にて第1位に選ばれた三島広小路エリアですが、その特徴や魅力について聞かせてください。

政策企画課: 近年、ワーケーション先として注目が高まっている三島広小路エリアですが、それを支える団体のひとつとして、新たなビジネス創出を支援するプラットフォームとして設立された「LtG Start up Studio」があります。もともと三島広小路エリアには地域貢献をしたいという熱い思いを持った方が多いこともあり、このような未来につながる新しい取り組みが始まりました。

また、三島広小路エリアの目抜き通りとも言える「三島大通り商店街」には、スーパーマーケットをはじめ個人店が軒を連ね、伊豆箱根鉄道「三島広小路」駅を中心ににぎやかな一帯が広がっているにも関わらず、「源兵衛川」、「白滝公園」、「楽寿園」が徒歩圏内にあることから自然を身近に感じることができます。

にぎわいを見せる「三島大通り商店街」
にぎわいを見せる「三島大通り商店街」

さらに、「三島市民文化会館(ゆうゆうホール)」や「三島市立図書館」といった文化施設も徒歩圏内です。近年、新しいカフェが増えるなど新しい変化を楽しむことができるというのも同エリアの魅力ではないかと思います。

――「三島広小路」周辺エリアの、特に子育て世帯におすすめのスポットはありますか?また、「三島大通り商店街」で実施されている「子ども・子育て応援ツアー」についてもご紹介ください。

子育て世帯におすすめのスポットがたくさん
子育て世帯におすすめのスポットがたくさん

政策企画課: 夏になると水辺で遊んでいる親子が見られる「源兵衛川」や、一箱一箱にオーナーのいる私設の「あひる図書館〜三島みんなの図書館〜」もおすすめです。

「子育て応援ツアー」については、ガイドと一緒にお店を訪ね、子育てに役立つお店で店主と交流したり、先ほどお話した授乳などのスペース「あかちゃんのへや」の場所や部屋をチェックしたり、ランチを共に食べながら参加者同士の交流を深めたりしています。

他には子育て中のお父さんたちが、子育ての楽しさや仕事と子育てを両立する悩みを気軽に分かち合えるような「パパ向け講座」も開催しています。

源兵衛川 水辺の道
源兵衛川 水辺の道

――ファミリーの移住者も増えているそうですが、現在の三島市による移住支援策にはどのようなものがありますか?

政策企画課: 東京圏から三島へ移住した方を対象とした、「移住・就業支援補助金」があります。

働き方として、マッチングサイト掲載の中小企業等へ就業、静岡県の起業支援を受けて起業、プロフェッショナル人材事業等を利用して就業、テレワーク、副業・兼業のいずれかに当てはまるのが条件で、2人以上の世帯に100万円、さらに18歳未満の方1人につき100万円を加算します。単身世帯の場合は60万円で、いずれも申請期限は2024(令和6)年1月31日となっています。

また、市内に住宅を取得し、転入した若い世帯に対して補助金を交付する「住むなら三島移住サポート事業」も行っております。

若い世帯の様々なライフスタイルを支援
若い世帯の様々なライフスタイルを支援

ライフスタイルを維持したままよりよい暮らしへ

――三島市への移住を決めた方、また実際に移住された方の声にはどのようなものがありますか?

政策企画課: 三島に移ってこられた方には、これまでのライフスタイルを大きく変えることなくよりよい住環境と生活環境を望まれた方が多くいらっしゃいます。水は美味しいですし、都心と比べて同じ値段で広い土地を手に入れることができるため、よりゆとりのある生活を送ることができます。

そのための最大の要素として、やはり”新幹線の停車駅だから”という声をたくさんいただきました。それと、富士山のある雄大な景色に魅せられたという方も同じくらいいらっしゃいました。

様々な場所から富士山を望める三島市
様々な場所から富士山を望める三島市

――最後に、これから三島広小路エリアに住むことを検討されている方々へメッセージをお願いします。

政策企画課: 街のなかにはせせらぎと、そこで羽を休める水鳥の姿もあり、緑も多くて景観のよさを感じられると思います。スーパーマーケットもあれば老舗の個人店もあり、生活するには便利なところです。新幹線も利用できる「三島」駅から1駅で、東京からも名古屋からもアクセスしやすいので、ぜひ一度、足を運んで街をご覧いただけたらと思います。

三島市 企画戦略部 政策企画課のご担当者
三島市 企画戦略部 政策企画課のご担当者

三島市 企画戦略部 政策企画課
白坂 優樹さん(右)
佐野 天音さん(左)

所在地: 三島市北田町4-47
電話番号: 055-983-2698
URL: https://www.city.mishima.shizuoka.jp/
※この情報は2023(令和5)年4月時点のものです。