浜松市の中心地「浜松」駅に近く、暮らしやすい浜松市中区高町

浜松市中区高町はJR「浜松」駅や遠鉄線「新浜松」駅の北西に位置する。2007(平成19)年に政令指定都市へ移行し、県内一の人口を誇る浜松市の中心部で、「浜松」駅周辺のショッピング施設や文化施設などを使いやすいエリアだ。「浜松城」の城下町として発展した歴史を持ち、当時の面影を感じられるスポットも多い。

「浜松城」の城下町として発展

「浜松城」跡地に造られた「浜松城公園」
「浜松城」跡地に造られた「浜松城公園」

戦国時代の「浜松城」築城後、城下町が形成され、浜松の繁栄が始まった。「浜松城」は天下統一前の徳川家康が29歳から45歳まで17年間居城としていたほか、歴代城主の中には江戸幕府の要職に登用された者も多いことから、のちに「出世城」とも呼ばれている。江戸時代に東海道が整備されると、浜松は東海道の宿場としても発展を遂げた。

高町は姫街道と呼ばれる東海道の脇街道沿いに発展し、古くは武家屋敷が立ち並んでいたそうだ。高町に隣接する紺屋町など「浜松城」周辺には職人町が発達し、綿花栽培や織物、木材加工などが営まれていたという。

「五社神社・諏訪神社」など歴史を感じられるスポットが多い
「五社神社・諏訪神社」など歴史を感じられるスポットが多い

エリアの南にある「五社神社」は、戦国時代に「浜松城」内に創建されたことが始まりとされる古社で、1580(天正8)年7月に現在地に移った。徳川家康が「浜松城」の城主となった後は徳川家の篤い崇敬を受けている。

織物の街から輸送機器の街、そしてテクノポリスへ

明治時代以降も浜松には「浜松県庁」や「浜名郡役所」が置かれるなどこの地域の中心地として発展。1888(明治21)年の鉄道開通に伴い「浜松」駅も誕生した。当時の「浜松」駅は城下町に隣接する現在より北側にあり、江戸時代からの中心部がそのまま駅前の繁華街になっている。

浜松では、江戸時代からの綿織物の伝統を受け継ぎ、「帝国製帽(現・テイボー)」や「木綿中形(現・日本形染)」、「浜松紡績(後の東洋紡績 浜松工場)」など繊維産業が発展。また、繊維産業に用いる自動織機の技術を活かした機械産業も発展し、現在も「スズキ」をはじめ、「ヤマハ発動機」、「本田技研工業」といった浜松市で誕生した二輪車産業の企業が生産拠点を浜松市内に構えている。

「浜松地域テクノポリス」の拠点となる「アクトシティ浜松」
「浜松地域テクノポリス」の拠点となる「アクトシティ浜松」

浜松市では1984(昭和59)年に当時の通商産業省が提唱した「テクノポリス構想」の指定を受け、先端技術産業を中核とした産・学・住が一体となった街づくりを促進している。1994(平成6)年に誕生した「アクトシティ浜松」は「浜松地域テクノポリス」の拠点として整備されたものだ。

「浜松」駅に近く、交通アクセスや買い物が便利

高町で暮らすことを考えると、「浜松」駅や「新浜松」駅に近いことは大きな魅力だろう。「浜松」駅から東海道新幹線に乗れば「東京」駅や「静岡」駅、「名古屋」駅、「大阪」駅などに短時間でアクセス可能だ。「浜松」駅にはバスターミナルもあり、周辺エリアへの路線バスのほか、高速バスも発着している。

「ザザシティ浜松」などショッピング施設が充実
「ザザシティ浜松」などショッピング施設が充実

買い物の利便性も高い。「ザザシティ浜松」内には「スーパー生鮮館TAIGA 浜松店」があるほか、「遠鉄百貨店」にはいわゆる「デパ地下」の食料品売り場が充実する。「浜松」駅周辺には「明治屋ストアー 浜松ストアー」や「成城石井 浜松メイワン店」、「ビオ・あつみ エピスリー浜松」といった高級スーパーもあり、多彩な買い物ニーズを満たしてくれる。

「デパ地下」や高級ブランド店が揃う「遠鉄百貨店」
「デパ地下」や高級ブランド店が揃う「遠鉄百貨店」

「遠鉄百貨店」に高級ブランド店も多く、「ザザシティ浜松」や「浜松」駅の駅ビル「メイワン」には人気の専門店が多数。「モール街」などの商店街にも老舗やこだわりの品を扱う店があり、散策がてらの買い物も楽しい。

恵まれた教育・子育て環境

「浜松市立広沢小学校」が近くて便利
「浜松市立広沢小学校」が近くて便利

高町は子育ての場としても魅力的だ。幼稚園や保育施設が身近に揃うほか、通学指定校の「浜松市立広沢小学校」にも短時間で通学できる。「浜松」駅に近いこともあり、塾や習い事施設も充実。とくに音楽教室は大手から小規模なものまで多彩な施設が揃う。「ザザシティ浜松」内には、子どもたちの遊び場として人気の「浜松こども館」があることもうれしい。

浜松最大の祭り「浜松まつり」

長い歴史を持つ浜松では伝統の祭りも盛んだ。とくに毎年5月3日から5日にかけて開催される「浜松まつり」は浜松を代表する祭りで、多くの人出で賑わう。この祭りは江戸時代に行われていたという端午の節句を祝う凧揚げの風習をもとに、明治初期に職人町の各町の消防組が始めた凧合戦が元になっているという。

高町も江戸時代から凧揚げを行っていたといい、夜には「御殿屋台」の引き回しが行われるなど、祭りの日の町内は熱気に包まれる。

「音楽の都」浜松

浜松は江戸時代から木材の集積地であり、木材加工の技術が高かったことを背景に、明治以降に発展した機械産業の技術を活かして、「日本楽器(現・ヤマハ)」や「河合楽器製作所」といった楽器産業が盛んになった。2005(平成17)年には電子楽器大手の「ローランド」も浜松市に本社を移転した。

こうした楽器産業の発展は音楽文化を醸成し、浜松は「音楽の都」としても知られるようになった。現在も「浜松国際ピアノコンクール」や「浜松吹奏楽大会」など大規模なイベントから、「プロムナードコンサート」や「ハママツ・ジャズ・ウィーク」など市民参加型のイベントまで多くの音楽イベントが行われている。

「アクトシティ浜松」のホールではコンサートも多い
「アクトシティ浜松」のホールではコンサートも多い

「アクトシティ浜松」や「浜松市楽器博物館」など公共の文化施設が充実していること、「浜松まつり」のラッパ隊に多くの子どもが参加することから、「浜松市アクトシティ音楽院」など音楽教室、学校や職場の音楽活動が盛んで、コンクールで全国大会に出場するなどレベルの高い団体も多い。浜松市出身のプロの音楽家も多いという。

暮らしの利便性だけでなく、長い歴史が醸し出す落ち着きや文化を併せ持つ浜松市中区高町。この街にしかない穏やかな暮らしが楽しめそうだ。

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